
楽天銀行スーパーローンは、低金利なうえに借り換えにも積極的という珍しい商品です。
申し込みを検討するにあたって、次のような疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
- 即日融資ってできるの?
- 申し込みから融資までの流れが知りたい
- 審査に落ちないためには具体的にどうすればいいの?
この記事では、楽天銀行スーパーローンで借り換えをする時に知っておきたい疑問点や審査通過のポイントについて解説していきます。
実際に借り換えた人の体験談も紹介していますので、申し込みの参考にしてください。
楽天銀行スーパーローンは借り換えの審査に意欲的
楽天銀行スーパーローンは、借り換えの審査に意欲的です。
公式ホームページでも、次のように借り換えを推奨しています。
現在カードローンをご利用中のかた、お借入条件や利便性に満足されてますか?
「金利をもう少し何とかしたい」、「毎月の返済が大変だ」、「借入元本をもう少し減らしたい」、「複数の借入先があるので、うっかり返済忘れをなくしたい」等のご要望がおありなら、この機会にご利用中のカードローンを楽天銀行で見直してみてはいかがでしょうか。
借り換えに対して消極的な銀行がほとんどの中、借り換えのニーズも満たす楽天銀行は右肩上がりで業績を伸ばしています。
日本国内に居住している20歳から62歳までなら、以下のような条件の人でも申し込むことができます。
- 学生
- パートやアルバイト
- 専業主婦
- 一度審査に落ちた人(ただし申し込みから半年経過が条件)
- 楽天会員以外の人
特に学生や専業主婦は他の銀行では申し込みすらできないことがほとんどですが、楽天銀行なら借り入れできます。
楽天会員以外の人も申し込めますが、会員なら審査に有利になります。
楽天会員ならランクごとに優遇が受けられる
楽天会員は、審査優遇を受けることができるという大きな利点があります。
サービスを利用すると貯まる楽天スーパーポイントの獲得数によってランク付けされ、ランクが高いほど審査で有利になります。
会員ランク | 過去6ヶ月以内に満たす条件 |
---|---|
ダイヤモンド | 4,000ポイント以上かつ30回以上ポイントを獲得し、楽天カードを持っている |
プラチナ | 2,000ポイント以上獲得かつ15回以上ポイント獲得 |
ゴールド | 700ポイント以上獲得かつ7回以上ポイント獲得 |
シルバー | 200ポイント以上獲得かつ2回以上ポイント獲得 |
レギュラー | ポイントを獲得 |
会員登録は無料で年会費もかからないため、まだ加入していない人はスーパーローンの申し込み前に入会しておくことをおすすめします。
カードローンの申し込みと口座開設を同時にすると楽天スーパーポイントがもらえる
カードローンの申し込み時にも、1ポイント1円としてコンビニなどで利用できる楽天スーパーポイントがもらえるので要チェックです。
2019年11月現在は、スーパーローンの申し込み時に楽天銀行の口座開設をするともれなく1,500ポイントをもらえるキャンペーンをおこなっています。
申し込み金額に応じて最大31,000円分のポイントをもらえるキャンペーンも同時に開催しているため、知っておくとさらにポイントを獲得できてお得です。
審査に通過するための重要なポイントは2つ
審査を通過するために押さえておきたいポイントは、2つあります。
- 申し込み内容を正確に入力する
- 延滞した経験がある場合はオペレーターに事情を説明する
この2つを守れば、審査の通過率を上げることができます。
要点を解説していきますので、参考にしてください。
申し込み内容を正確に入力する
申し込み時の入力内容は、間違いがないようにしましょう。
当たり前だと思うかもしれませんが、誤入力での審査落ちは意外に多いです。
例えば携帯番号の数字を1つ打ち間違えただけで本人確認ができず、審査に落ちてしまうこともあります。
入力後は必ず記入内容を見直し、曖昧な項目は確認をとってから申し込みましょう。
他社で延滞したことがある場合はオペレーターに説明する
借り換えを成功させるには、他社借り入れの返済を延滞しないことが重要になります。
返済に遅れてしまった経験がある人は、申し込み後にオペレーターに遅延や延滞の理由を説明しましょう。
遅れてしまった理由が伝われば、事情を考慮しながら審査してもらえる可能性が高くなります。
審査の流れを解説|ネット完結で手間いらず
楽天銀行スーパーローンは、インターネットから24時間いつでも申し込めます。
申し込みから融資までネット完結できるため、忙しくて銀行に行く時間がない人や家族にバレたくない人にも最適です。
楽天銀行から融資してもらえるまでにかかる時間は、最短で翌日となっています。
そのため申し込みだけでも終わらせておくと、必要な時にすぐに使えて便利になります。
ここでは管理人が申し込みをした時の審査の流れを、詳しく解説していきます。
公式ホームページの申し込みフォームに、必要事項を入力して申し込みます。
申し込みの段階で、ローンカードの送り先を自宅か勤務先で選べるのは楽天銀行ならではの特徴です。
他社でも勤務先に送ってもらうことはできますが、申し込みとは別にフリーダイヤルに電話をして頼まなければなりません。
管理人は家族に借り入れがバレないように、勤務先を選択して申し込みました。
申し込みが完了すると受付メールが届き、今後の審査の流れについて知ることができます。
申し込み情報をもとに審査がおこなわれます。
審査結果はメールで届くため、電話を取りそびれて掛け直す手間もかかりません。
管理人は平日の朝8時に申し込みをし、午後15時ごろに結果が届きました。
メールには、設定金利と限度額が記載されています。
ちなみに管理人は限度額100万円で申し込み、金利14.5%で100万円融資可能という内容でした。
審査に通ると、勤務先へ在籍確認の電話がかかってきます。
非通知設定かつ個人名でかかってくるうえに、本人以外に用件を話すことはないので職場バレも防げます。
管理人の場合は審査結果のメールが届いたのとほぼ同時にかかってきたため、対応スピードの迅速さに驚いた覚えがあります。
在籍確認が完了すると、本人の携帯へ契約内容の確認の電話が入ります。
確認される内容は金利と限度額、ローンカードの発送先(自宅か勤務先)についてです。
現金の受け取り方法もこのタイミングで聞かれるため、融資を急いでいる場合はオペレーターに振込融資を希望する旨を伝えましょう。
ローンカードを使って提携ATMから現金を受け取る場合は、カードが届くまで借り入れができませんので気をつけてください。
本人確認書類や収入確認書類などの必要書類を提出します。
楽天銀行のアプリで必要書類を撮影し、送付することで提出が完了します。
電話確認があってからすぐに送ると、融資までにかかる時間が短縮されます。
管理人は17時に電話を受けて18時に送信し、翌日の昼12時には振り込んでもらえました。
銀行の審査は平均1〜2週間かかるのが一般的ですので、楽天銀行の融資スピードはトップクラスに早いことがわかります。
提出書類をすべて提出し、確認が終わるとローンカードが簡易書留で届きます。
管理人は勤務先を選んだため、家族に気付かれずに済みました。
画像左がキャッシュカードで、画像右がローンカードになります。
ご覧のとおり楽天銀行のローンカードはキャッシュカードとそっくりで、パッと見ただけでは見分けがつかないため、家族に見られた時もバレにくいです。
ローンカードに同封されている口座振替依頼書を期限までに郵送すると、全行程が終了します。
ただし楽天銀行を返済口座にしている場合は郵送の必要はなく、そのまま利用できます。
最短翌日に振込融資してもらえる
楽天銀行なら最短翌日に融資してもらえるため、急いでいる人でもすぐにお金を手に入れることができます。
振込キャッシングを希望すると、ローンカードが届く前でも融資が受けられます。
さらに楽天銀行の口座を指定しておけば、24時間365日いつでも即時振り込みが可能です。
【振り込みにかかる時間の比較表】
申し込み時間 | 振り込み | |
---|---|---|
楽天銀行 (平日、土日祝) |
0:00〜23:59 | 即時 |
他行(平日) | 0:00〜8:59 9:00〜14:49 14:50〜23:59 |
当日9:00以降 最短数分 翌営業日9:00以降 |
他行(土日祝) | 0:00〜23:59 | 翌営業日9:00以降 |
楽天銀行ならスーパーローンの申し込みと同時に口座開設ができるため、改めて申し込む手間がかかりません。
年会費や維持費などはかからないので、同時開設しておくといざという時に役立ちます。
楽天銀行スーパーローンは低金利!借り換えるとどれくらい安くなるの?
楽天銀行スーパーローンを利用すれば、1.9〜14.5%という低金利で借り換えができます。
他社と比べても低く設定されていますが、実際にどれくらいの差があるのかネット銀行5社の金利を以下で比較しました。
【他社との金利比較表】
金利 | 借り入れ期間 | 限度額 | |
---|---|---|---|
楽天銀行 | 1.9〜14.5% | 1年自動更新 | 800万円 |
じぶん銀行 | 2.2〜17.5% | 1年自動更新 | 800万円 |
住信SBIネット銀行 | 8.99〜14.79% | 1年自動更新 | 300万円 |
ジャパンネット銀行 | 1.59〜18.00% | 3年自動更新 | 1,000万円 |
セブン銀行 | 15.0% | 1年自動更新 | 50万円 |
注目すべきは、上限金利と限度額です。
初めて申し込む場合は上限金利が適用されることがほとんどのため、上限金利が低い銀行を選ぶのがお得に借り換えるコツです。
加えて限度額が大きい銀行を選べば、希望金額が借りられないというリスクを減らせます。
例えばセブン銀行は金利が15.0%で固定されているうえに、最高でも50万円しか借りることができず、借り換えには不向きです。
一方で楽天銀行は5社の中で最も金利が低く、限度額も800万円と高額の借り入れにも対応しています。
借り換えを検討しているなら、楽天銀行スーパーローンは他社より断然お得です。
実際に200万円を借り換えた人の体験談
借り換えをすると毎月の返済額が減り、家計に余裕ができます。
実際に200万円を借り換えた人に、どれくらい返済額が変わったか教えてもらいました。
消費者金融から金利15.0%で200万円借り入れしていました。毎月の支払額は4万円ほどで毎月かなり厳しかったです。
楽天カードのメルマガで楽天銀行でも借り換えできることを知り、金利が低かったので申し込みました。
するとその日のうちに、金利6.9%で融資可能という内容のメールが届きました。
借り換えたことで毎月の支払いは3万円になり、総返済額も28万円以上節約できました。
毎月の支払額が1万円も減ったうえに、総返済額が28万円以上も節約できるのは魅力的ですね。
銀行のカードローンは、消費者金融と比べて金利が低いことが特徴です。
しかし金利が低くなればなるほど審査基準が厳しくなるため、借り換え目的で利用するのは難しくなるのが現状です。
銀行カードローンについては、以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
金利が安いうえに借り換えの審査に積極的なのは、数ある銀行の中でも楽天銀行だけです。
特に高額の借り入れがある場合は、低金利の楽天銀行に借り換えると総返済額も少なく抑えられます。
審査に通るか不安な人は、まずはおためし診断をしてみましょう。
返済方法は4種類!用途に合わせて利用しよう
審査に通って無事に借り換えが完了した後は、借り換え先に返済をしていきます。
スーパーローンの返済方法は、以下の4種類です。
返済方法 | 内容 | 返済のタイミング |
---|---|---|
口座振替での自動引き落とし | 指定口座から定額が引き落とされる | 毎月約定日 |
楽天銀行の提携ATMからの返済 | 提携ATMからローンカードを利用して返済 | 随時 |
メンバーズデスクからのインターネット返済 | 提携金融機関のネットバンキングを使って返済 | 随時 |
返済専用口座への口座振込 | 専用口座に振り込んで返済 | 随時 |
最もスタンダードな方法は、振り込みの手間や払い忘れの心配がない口座振替での自動引き落としです。
それ以外の方法は、毎月支払額以上の返済をしたい時に使われます。
返済金額は自由で、自分のタイミングで返済できるのが特徴です。
中でも楽天銀行の会員専用サイトであるメンバーズデスクを使えば、インターネット上で返済できるため外出の手間が省けます。
ただしメンバーズデスクから返済をするには、楽天銀行と提携している銀行のインターネットバンキングの口座を持っている必要があります。
楽天銀行では、様々な金融機関のインターネットバンキングを利用できます。
- 都市銀行
- 地方銀行
- 信用金庫
- 信用組合
- 労働金庫
- ネットバンク
ただし一部の金融機関ではインターネットバンキングの提携をおこなっていない場合があるため、利用の前に楽天銀行のフリーダイヤルに問い合わせをすると確実です。
提携ATMは全国になんと10万台!操作方法はシンプル
楽天銀行の提携ATMはコンビニを始めとして全国に約10万台設置されており、全国どこに住んでいても利用しやすいです。
全国共通の提携ATMは以下のとおりになります。
- ローソン銀行
- イーネットATM(ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキなど)
- セブン銀行
- イオン銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
この他にも各地方銀行のATMと提携しており、地方在住の利用者への配慮も行き届いています。
提携ATMでは、借り入れと返済をどちらも簡単な操作でおこなうことができます。
【借り入れ時のATM操作方法】
- ローンカード挿入後、「ご出金(借入)」を選択
- 暗証番号の入力
- 金額を入力する(万単位)
- 引き出し内容を見て「確認」を押す
- カードと明細書、紙幣を受け取る
借り入れ時の操作方法は、自分の預金を引き出す時とほとんど変わりません。
借り入れと同様、返済も簡単にできます。
【返済時のATM操作方法】
- ローンカード挿入後、「ご入金(返済)」を選択
- 暗証番号の入力
- 紙幣を投入口に入れる(1,000円単位、50枚まで)
- 入金額が表示されたら「確認」を押す
- カードと明細書を受け取る
追加返済をする時の連絡は不要で、いつでも近くのコンビニで返済できます。
ATM手数料は以下のように設定されており、利用時ではなく毎月の返済額と合わせて引き落とされます。
手数料 | |
---|---|
借り入れ額1万円以下 | 110円 |
借り入れ額1万円超 | 220円 |
毎月の返済額は限度額ごとに決められている
追加で返済する金額は自由ですが、毎月の返済額は限度額ごとに明確に決められています。
【返済表】
限度額 | 毎月の返済額 |
---|---|
10万円以内 | 2,000円 |
10万円超30万円以内 | 5,000円 |
30万円超50万円以内 | 10,000円 |
50万円超100万円以内 | 15,000円 |
100万円超150万円以内 | 20,000円 |
150万円超200万円以内 | 30,000円 |
200万円超250万円以内 | 35,000円 |
250万円超350万円以内 | 40,000円 |
350万円超400万円以内 | 45,000円 |
400万円超500万円以内 | 50,000円 |
500万円超600万円以内 | 60,000円 |
600万円超700万円以内 | 80,000円 |
700万円超800万円以内 | 100,000円 |
楽天銀行なら限度額だけで毎月の返済額がすぐにわかり、面倒な計算をせずに済みます。
現在の支払いと比較して、安くなるなら迷わず楽天銀行で借り換えましょう。
楽天銀行スーパーローンで借り換えれば毎月の負担を減らせる
楽天銀行スーパーローンで借り換えれば、毎月の負担がグッと減ります。
もしも15.0%以上の高金利で借り入れをしているなら、楽天銀行に借り換えたほうがお得です。
最大でも14.5%という低金利で、借り換えの利用にも積極的な金融会社は楽天銀行以外にありません。
借り換え専用のローンで借り換えると追加でお金を借りることはできませんが、楽天銀行スーパーローンなら追加ですぐに借りられるため、急な出費でお金が必要になった時にも便利です。
\借り換えに積極的で低金利なら楽天銀行/
商品名 | 楽天銀行スーパーローン |
---|---|
金利 | 1.9〜14.5% |
限度額 | 10〜800万円 |
対象年齢 | 20〜62歳 |
期間 | 無制限(1年ごと自動更新) |
保証人 | 不要 |
担保 | 不要 |